過労死の労災認定、福島第1原発で死亡、
東京電力福島第1原発の事故後に集中廃棄物処理施設で昨年5月、
配管工事の作業中に死亡した大角信勝さんについて、
横浜南労働基準監督署が過重労働による心筋梗塞で過労死したとして、
労災認定していたことが24日、弁護士への取材で分かった。
遺族側代理人の大橋昭夫弁護士によると、原発事故後の作業で
過労死が認められたのは例がないとしている。 請求申立書によると、
大角さんは昨年5月13日から第1原発で配管工事に従事。
翌14日午前6時40分ごろ、機械の運搬作業中に体調が急変し、
約2時間40分後に病院へ搬送されたが死亡した。当時、原発敷地内の
医務室には医師が不在で、作業拠点だったスポーツ施設「Jヴィレッジ」
(福島県楢葉町)には十分な医療設備が整備されておらず、
治療できなかったという。
時事通信
2012年2月24日 10:46 PM | カテゴリー:社労士