育休取得の男性が過去最高
育児休業を取得した男性の割合が2・63%と過去最高になったことが、
厚生労働省の2011年度調査で分かった。1年前の前回調査よりも1・25
ポイント上昇した。男性の育児休業の取得は少しずつ増えているものの、
依然として低い水準にとどまっている。女性の取得割合は87・8%で、
同4・1ポイント上がった。 調査は岩手、宮城、福島を除く全国の5732
事業所を対象に実施し、71・5%にあたる4097事業所が回答した。
09年10月~10年9月までに子どもが生まれた男女のうち、11年10月1日
までに育児休業を取得した割合を調べた。 同調査によると、フルタイム
正社員よりも労働時間が短い「短時間正社員制度」を導入している事業所
は20・5%で、1年前よりも7・1ポイント増えた。多様な働き方を認める
事業所が増えている。
日本経済新聞
2012年4月29日 9:57 AM | カテゴリー:社労士