「女性が活躍する会社」
働く女性向け月刊誌「日経ウーマン」がまとめた「企業の女性活用度調査」で、
日本IBMが前年に続き1位となった。女性社員の職域を広げた日本生命保険
が前年の13位から4位に浮上。女性リーダー育成に力を入れる電機や、女性
社員の能力を引き出す取り組みに熱心な金融などが上位に入った。 調査は
1~2月、国内有力企業4316社を対象に実施、450社から回答を得た。
(1)女性の管理職登用度
(2)ワークライフバランス(仕事と生活の調和)度
(3)女性社員向け研修制度の有無など女性活用度
(4)女性社員比率など男女均等度
――の4部門で順位を付け、総合点を算出した。 日本IBMは女性管理職比率
が12・0%と平均(6・9%)を大きく上回った。2位のプロクター・アンド・ギャンブル
(P&G)は多様な働き方を推奨するワークライフバランス向上の取り組みが評価
された。 富士通(15位)が女性社員向けのリーダー研修を開催したり、日生が
女性部下の育成を話し合う男性上司向けのランチミーティングを設けるなど、
女性活用の工夫は多様化が進んでいる。詳細は7日発売の日経ウーマン6月号
に掲載される。
日本経済新聞
2012年5月6日 11:31 AM | カテゴリー:社労士