6時間労働制を採用[東京 社会保険労務士]

生産性向上へ働き方改革 高成長を続けるアパレル通販サイトの「ゾゾタウン」。運営会社のスタートトゥデイの社長、前沢友作はCDでメジャーデビューした

異色の経営者だ。元ミュージシャンらしい明確なメッセージが顧客を引き付ける。450万人の会員を抱え、2013年3月期に前期比31%増の売上高417億円を

見込む。 同社は5月、全社員を対象に6時間労働制を導入した。午前9時~午後3時まで昼休み抜きで働く。労働時間は1時間半短くなったが、基本給は変わ

らない。 「日本人は世界で一、二を争うほど働き過ぎ。それなのに労働生産性が低く経済状況もよくない」。働き方を根本から見直すべきではないかという問題

提起だ。30分ずつ短くする計画だったが、一気に6時間にして昼休みもなくした。 朝から夜まで会社にいても集中している時間は正味で数時間。仕事を短時間

で終わらせて早く帰った方がいい。「お日様の出ている時間に帰れば、もう一つの人生が始められる」 学校に通ったり、子供と過ごす時間を増やしたり、もっと

働きたいという人には副業を認める考えだ。プライベートも含め楽しくやりがいがある会社にしたい。そういう人材が多いほどサービスも商品もよいものができると

信じる。 原点は高校時代。通学中の電車で会社員のくたびれた表情を見て、大学に進んで就職するという将来に夢を感じなくなった。 バンドの活動資金を

稼ぐため高校を休んで建築現場でアルバイトを始めた。卒業後は米国留学する当時の彼女を追いかけて自らも渡米。レコード店やライブハウスで米国の音楽に

触れた。メジャーデビューのため半年で帰国、ライブ活動の傍ら輸入CDのカタログ販売を始めた。 1998年、趣味を仕事にするような形でスタートトゥデイを設立。

2000年にアパレルの取り扱いを始めた。レコード会社の都合で動くバンドに違和感を覚え解散し、「日々成長している」と実感できた会社経営に専念。04年に

ゾゾタウンを開設した。全商品を統一基準で採寸したり商品写真を増やしたり、顧客目線のサービスが受けた。 「たまたま今は洋服を扱っているだけ。ずっと

それだけでいるつもりはない」。前沢は親類が漁師だったこともあり、漁業の流通改革に関心があるという。「色々な事業で世界と関わり、経済や政治のあり方に一石

を投じたい」。ミュージシャンから経営者に立場は変わったが、反骨精神は揺るがない

日本経済新聞

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