夏の賞与、7.37%増加
経団連は30日、大手企業による今夏のボーナスの第1回集計を発表した。
平均妥結額は前年比7・37%増の84万6376円で、2年ぶりに前年を上回り、
バブル経済末期の1990年(8・36%)に次ぐ高い伸びとなった。円高是正や
株高による企業収益の改善は、月例賃金には浸透していないが、夏のボーナス
を大きく押し上げている。 調査は主要21業種の240社が対象。今回の第1回集計
で回答を得た13業種のうち前年比でプラスとなったのは8業種。 内訳では製造業
が前年に比べ7・23%増え、84万3720円。自動車が14・15%増の92万5859円
と突出した伸びを見せる一方、紙・パルプや繊維などは前年比マイナスとなった。
非製造業は8%増の85万8584円だった。経団連は7月下旬に最終集計をまとめる
日本経済新聞
2013年5月31日 10:04 PM | カテゴリー:社労士