医師の8割が当直明けも通常勤務
時事通信によりますと、勤務医の8割が、当直明けの翌日も1日通常勤務をこなしていることが
20日までに、労働組合「全国医師ユニオン」などの調査で明らかになりました。半数が健康に
不安を抱え、担当者は「医師不足による過重な負担が続いている」としています。
調査は昨年6~9月、日本医療労働組合連合会や関係学会を通じて勤務医にアンケートを
呼び掛け、2108人から回答を得たとのことです。それによると、当直を行う勤務医の79.4%は、
当直明けの翌日も1日勤務し、32時間以上連続で働いていた。全体の46.6%が健康状態に
何らかの不安を感じると回答。最近辞めたいと思ったことがある人は61.7%に上りました。
慢性的な医師不足が、勤務医の労働環境を悪化させています。地域間での差も大きいと思
います。国が施策的に医師の数を増加させると質の劣化の問題が起こりえますが、やはり
慢性的な問題については抜本的な解決が求められます。
2013年7月21日 9:44 PM | カテゴリー:社労士