女子アナ内定訴訟、和解成立
アナ内定訴訟、和解成立、日テレに4月入社へ。
日本テレビのアナウンサー採用が内定した後、東京・銀座のクラブでのアルバイト経験を
理由に内定を取り消されたとして大学4年の笹崎里菜さん(22)が地位確認を求めた訴訟
は8日、東京地裁で和解が成立した。日テレが笹崎さんを「アナウンス部に配属予定の
内定者」に戻すとの内容で、4月に入社する。 日本テレビ広報・IR部は「和解勧告を
受け入れることが最善と判断した。今後は和解内容を誠実に履行していく」とコメントした。
同社関係者は「笹崎さんの将来を考えて、なるべく早めに解決できればと考えた」と話している。
アナ内定取り消し、日テレ一転、採用の意向、和解協議で
日本テレビのアナウンサー採用が内定した後、クラブでのアルバイト経験を理由に内定を
取り消された大学4年の女性(22)が地位確認を求めた訴訟の和解協議で、日テレ側が一転
して採用の意向を示していることが7日、原告側弁護士への取材で分かった。東京地裁が近く、
採用を前提にした和解案を提示する予定で、双方が受け入れれば和解が成立する。
原告側弁護士は7日の和解協議後「アナウンサーとして採用するというわれわれの望む方向で
和解すると思う」と話した。日テレ側が歩み寄りを見せたことには「和解が成立すれば、同社の
判断に敬意を表したい」とした。 日本テレビ広報・IR部は「裁判が進行中なので現時点での
コメントは控える」としている。 訴状によると、女性は今年4月からの入社が内定していたが、
人事担当者に「クラブで短期のアルバイトをしたことがある」と昨年3月に伝えたところ
「アナウンサーには高度の清廉性が求められる」などの理由で内定取り消しを通知された。
日本経済新聞
2015年1月14日 7:23 PM | カテゴリー:社労士